斜め後ろ、時々斜め前

読書感想文を写させてくれという、コメントがありましたが、

本人的にはあまり好ましくないです。

やっぱり、読んだ人によって感動って違うし。

でもまぁ、読書嫌いにとっては「読書」は苦痛で時間の無駄でしょうから、

どうぞ好きにしちゃってください。

それでもやっぱり、実際に読んだほうが良いと思うけどね。

そこは個人に任せますよ。

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何を読んだのか、、、

すげー、久しぶり。

全くパソコンする気が起きなかったんです。

その間、死ぬほど本読んでました。

感想書くの面倒です。

てか、何読んだのか覚えてない。

覚えてる限りでれっつごー


まず、小説版多重人格探偵サイコ1,2巻

ヤッパリ、好きです大塚さん。

愛してますよぅ。


それから、えぇー小説版木島日記2巻

ハードカバーは手が疲れる。

でも素敵ですね、大塚さん。

好き好き大好き愛してる。


で、、、炎の蜃気楼9から一部終了の所まで。

直江ぇぇぇぇ。

阿呆だろう。

お前はもう、ねぇ・・・・。

笑い死にしそうだ。


あとは、あぁぁ!!「亡国のイージス」!!!!

面白かった!!!

小説版。

行がカッコよすぎ、鼻血モノ・・・・

仙石さんは素敵なオジサンですね、宮津艦長息子が泣きますよ。

あとはえぇー、情報なんだか局のおっさん。中途半端に影薄いってば。

あと、ヨンファ?うん、いいキャラしてますね。

色々考えさせられます。

日本の軍事状況について。

でも、徴兵制はゴメンですね。

どんなに平和ボケだと言われようが、嫌ですね。


それから、なんだ?「未明の家」と「バルト海の復讐」と「六番目のサヨコ」か。

面白かった。

ハズレ無し。


あとはぁぁぁ?えぇ「自転地球儀世界1~3巻」「灼熱の竜騎兵1,2巻」

いやぁー、田中芳樹さん素晴らしいわぁぁぁぁー。

テスト前に読んでしまった。

愛してます、尊敬してます、だから!!!

がんばって、書いてください続きをぉぉ。

アルスラーンは新刊出たそうですね。読みたいなぁ。


もう、覚えてないや。

テスト前だというのに何をやっていたのかしら、私は。

大馬鹿者です。


あぁ、西尾維新の「ニンギョウがニンギョウ」買ったんだ。

今読んでる途中。

17番目の妹ぉぉ。

私は七足の靴を履いて、帽子を四つ被り、ドロドロに溶けた海を渡って貴女に会いに行きますよぉぉ。

全くもって久しぶり

修学旅行に行ってきました。

京都広島東京です。

USJとディズニーランドに行ってきました。

ディズニーではありえんほどの満面の笑みでした、私。

京都楽しかったなぁー。

原爆の仕組みがやっとわかりました。長年の悩みが解消。


で、行く前に読んだ本を放置してたので。


タイトル:心霊探偵八雲 魂をつなぐもの

作者:神永学

感想→おもしろい。

     ただ、軽い。風船並みに軽い。

     序盤で犯人がわかってしまったしなぁー。

     脳内映像ミステリーというちょっとなぁ。

     脳内映像といえば乙一さん。彼を超えないとやっぱ、この文句はなぁ。

     ミステリーというならもうちょい裏をかいて欲しい。

     でも、寝る前とか授業中とかバスの中とかでは読みやすくて良い。

     キャラクター小説です。

     八雲さんはカッコいい。


タイトル:狂骨の夢

作者:京極夏彦

感想→すばらしいですね。

     超絶絶妙ミステリーです。

     出だしの部分が入り込みにくいのが、京極さんらしい。

     本慣れしてない人にはツライかも。

     でも、おもしろい。

     ミステリーとして最高です。

     やっぱ、集めたい京極夏彦。

     キャラクター小説としても最高レベル。

     


タイトル:木島日記

作者:大塚英志

感想→えー、私ってばきっと作者の意図を全く無視して読んでます。

    漫画からではなく、小説から嵌ってるんで。

    だって、おもしろいんだもん。

    むぅー。

    面白いから読んでみーよ。

    漫画も読みたいな。


で、以下帰宅後読んだもの。

タイトル:炎の蜃気楼 6、7、8巻

作者:桑原水菜

感想→笑い転げました。

    だってお犬様がぁぁぁぁー。

    大大大大暴走。

    だって、ブラコン兄貴の前で某虎の着物に手ぇ突っ込んでベロチューだぜ。

    お虎はお虎で乙女だし。

    大笑いですわ。

    お犬様、ってば・・・・・

    もう、続きが見たいって。

感想文モドキ。てか、メモの一部。

タイトル:博士の愛した数式

作者:小川洋子

私はこの作品を読んだときの純粋な感想を瞬間的に忘れていく。

二度とその感情を人は持つことができないのは本当に悲しい。

主人公の博士は、辛いことや悲しいことを片っ端から忘れていける。

どんなに死にたいほど苦しいと思っても、

80分待てばその苦しみから解き放たれる。

彼は楽しいことを忘れてしまえば楽しかったことさえ覚えていないのだから、

悲しくはないはずだ。

本当につらいのは、周りの人間なのだ。

どんなに博士と時間を過ごしても。

どんなに博士を愛しても。

どんなに博士に愛されても。

博士は一つも覚えていられない。

八十分経てば全ては無にかえる。

決して、報われることはない。

そんな、一方通行で決して通じ合うことのできない人間関係。

そして、博士を取り巻く世界は

変わることのない幸せであり、変わることのない不幸であるのだ。

それは静かな澄んだ冷たい世界。

人は変わらないものを求めて、探して、作って、何とか生きていく。

(メモ欠落)

しかし、博士は違う。以前の記憶を持たない限り、

『その博士』は繰り返し死んでゆく。

そんな博士の絶望については全く描かれていない。いや、きっと書けないだろう。

どんな文章を書く天才であってもそんな極限の絶望は表現できないのだ。

最後なんか、完全に書評ですね。

てか、実際に手書きしたときには入れ替えたりして

もっと違う内容だった気がするなぁ。

なんて書いたんだっけなぁー。

「傑作」クリスマス・テロル

タイトル:クリスマス・テロル

作者:佐藤友哉


私がずーっとこのブログでも言いまくっている佐藤友哉さんの作品です。

たった今、再読したところです。

いや、はっきり言ってこれは小説じゃありません

清涼院流水さんが言うような、大説ですらありません


ただただ、これは「傑作」です。


いや、前に読んだときはこんなに感動しなかった。

これで読書感想文書けばよかったと後悔してるくらい、今感動してます。

すげーです。

なんといいますか、、、、

日常生活の不条理?

うーん。

普通の小説って「起承転結」が一応なりともありますよね。

まぁ、舞城王太郎さんとかは例外かもしれませんが、

彼の作品も私の感覚では「結」の部分はしっかり存在します。

ですが、これには全くそれが無いんです。

あるのは「起」とあってせいぜい「承」まで。

どこまで行っても「転」も「結」もありません。

あるのは「」ですね。

決定的に、完全なまでに欠けてます。

はじめ読んだときにはコレがよくわからなかったんです。

それと密室の謎が気になってましたんで、感動はあまり無かったです


今までこれは私の「佐藤友哉作品ランキング」で圧倒的に最下位でした。

現在、第一位です。それどころか、人生至上に残る「傑作」。

生まれて初めて意識して読んだ小説「パスワードはひ・み・つ」、

人格形成に大いに関係しているであろう「創竜伝」「多重人格探偵サイコ」、

天性の才能全開で突っ走る極上小説「夏と花火と私の死体」、

これらに並ぶほどの傑作。


さてさて、で、どこに感動したか。

本当に賛否が分かれるでしょうね、この作品。

前も思いましたが、そのとき以上に思っています。

結局のところ、この作品はものすごいリアリティーがあるんです。

↑この発言自体、賛否がわかれますね。

設定的にはリアリティーはありませんよ。

密室のトリックもかなりトリッキー。

いきなり作者の愚痴みたいなのが挟まったり。

推理小説としても、普通の小説としてもイマイチかもしれません。

でも「傑作」なんですってば。

だから、それはリアリティー

日常生活で、「自分が小説の脇役かもしれない」なんて錯覚に陥ったことありませんか?

私はあるんですよ、中学時代。まぁ、まだほんの数年前ですね。

なんていうか、自分自身の存在の希薄さ?とか、自分が世界に関わっていない不安ですか?

自分なんかいなくても世界は進むんだぁーって変な絶望感ですね。

自分がいない所で話が進む疎外感。

派手なアクションだとか、カッコいい解決。

自分が知らない間に物事が完結していて、もうどうにもならないとこまで行っちゃってる感じ?

それに、実生活には「結」って無いですよね。

それこそ死ぬまで。

「転」を経験する人だって少ないでしょう?

普通は「起」。

行ってせいぜい「承」止まり。

「結」に至っては死んでも無理な気がします。

でも、だから小説を読むんですよね。

究極の無いものねだりです。

「結末」が欲しいんですよ。

どんな不条理でも、どんなに理解不能でも、どんなにハッピーエンドでも、どんなにバッドエンドでも、

とにかく「終わり」を見たいんですよ。

その終わりを模擬的に見せてくれるのが、「小説」なんです(まぁ、ドラマとか漫画もそうでしょうね)

だから、読者は希望を持つんです「話は必ず終わりに向かって進んでいくんだぁ」っていう。

だけど、このクリスマス・テロルにはその「終」が決定的に無いんです。

「欠」なんです。

たぶん、この本否定派はそんな「終わらない」ラストが嫌いなんだと思います。

(純粋に佐藤友哉がしょうに合わない人もいるでしょうが)

リアルな世界が怖いんですよ

ずばぁっとさらりと描かれているのが。


読んでしまったらテンションがすんげー上昇してしまいました。

今日の記事は長いですね。

兎に角コレ「傑作」。

本の裏表紙に書かれている「問題作中の問題作。あるいは傑作。」は本当です。


あぁー、表表紙の内側に書かれている「犯人は読者です(本当)。」の意味もやっとわかりました。

言いませんが。ネタバレっぽいので。

しかし、本当にここで佐藤さんが引退しないでよかったです。

「こどおこ」ではクリテロの雰囲気は全然無いですし、

自分で商業作家になるんだって言ってるみたいですが、

是非是非いつかクリテロを越える傑作を書いていただきたいと思った八月の夜です。




休みも終わり。

何はともあれ、北海道民としてこんな盛り上がったことはないでしょうね。

駒大苫小牧甲子園夏2連覇めでたいです。

学校でみんな走り回っておりました。

もう、学校始まっていた上、土曜だというのにテストで見てないですが、なんか盛り上がってました。

北海道はもう涼しいです。寒いです。

秋ですね。


タイトル:みんな元気。

作者:舞城王太郎

感想→本当に舞城さんは私の中でのあたりはずれが大きい。

     なんだか、夢のような不条理さの話展開は駄目ですね。

     ついていけない。

     だから、「みんな元気。」「Dead for Good」「矢を止める五羽の梔鳥」は駄目です。

     好きとか嫌い以前に、読み進められない

     でも対照的に「我が家のトトロ」「スクールアタック・シンドローム」は大好きです。

     とことん好きです。

     なんつーか、おもしろいですよ。

     

タイトル:のほほん人間革命

作者:大槻ケンヂ

感想→おもしろい。

    読み手を楽しまそうとして書いてる感じがGooです。

    実際、楽しいです。

    すらすら読めました。

    おすすめですね。

    

タイトル:天帝妖狐

作者:乙一

感想→乙一さんらしい。

    とっても読みやすく、彼の才能がたっぷり溢れております。

    彼ほど「天才」を感じる作家さんはいないですね、今のところ。

    もう、話運びが絶妙。

    テレビとか漫画を見ているかのように直で映像が脳内に入ってきます。

    すばらしいですねー。

    彼のグロい描写が心底好きですが、こういう普通のも好きです。


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